蜂群崩壊症候群(CCD)日本でも発生?

先日新聞を読んでいたら、農作物の受粉用ハチが不足しているという記事をいくつか見かけました。アメリカでは2006年あたりから問題が表面化したらしいですが、日本でも問題が進行していたんでしょうか。

農林水産省が今年度から対策を検討するようですが、遅きに失したと言わざるを得ないでしょう。アメリカでの深刻な状況が判明した2007年には情報収集を始めて、(可能ならば)アメリカの研究機関との情報交換をしておくべきだったと思います。(あるいは日本からも資金、人材を出して共同研究を提案とか)

当面は不足分をアルゼンチンからの女王蜂の輸入で補うつもりのようですが、これも失策の1つとなる可能性があります。というのも中米ではアフリカナイズドミツバチ(アフリカ化ミツバチ)という攻撃的かつ繁殖力の強いミツバチが居て、輸入した際にこの遺伝子がやってきて日本に定着する可能性があるからです。(ただし、アフリカ化したミツバチもセイヨウミツバチとの交雑が進み攻撃性が弱まっているようですが)

あいかわらず、日本のお役所は腰が重いですね。というより、視野が狭く省の利益しか見えてないように思えます。もちろん、職員個人は優秀なんでしょうけど組織としての本来の役目が十分果たせていないというか……。

参考リンク:蜂群崩壊症候群 – Wikipediaアフリカナイズドミツバチ-Wikipedia
参考文献:ハチはなぜ大量死したのか(原題 Fruitless Fall) 出版:文藝春秋