新興感染症の脅威とか

昨日の続き。

幸い、今回のSRV-4 というウイルスは、東南アジアのカニクイザルで自然感染しているにもかかわらず、現地の人々に健康被害が出ていないため、人間では発症しないようです。ニホンザル以外の霊長類でも発症はしないようです。

しかし、「まだ」発症した事例が無いだけなのかもしれません。

ウイルスはたやすく変異して、新しい形質を獲得してしまうことがあるそうです。時には種の壁を超えてしまうこともあるようです。今回の件で大騒ぎする必要は無いでしょうが、この先も安全か、という問いには誰も答えられないのかも。

それから、今回は京大霊長類研究所という「国内で最も恵まれた」環境での発生だったため十分な対応がとられましたが、もしペット業者や個人、それも密輸をしているような環境で発生したら……と考えるとぞっとしないです。