給食の食材検査って誰のため?

以下の記事によれば、給食の食材を検査するとか。

asahi.com:宇都宮市、給食食材の放射線量検査へ-マイタウン栃木
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001109130003

学校給食、全市町で検査 来月初旬から県 地元食材優先し安全アピール |下野新聞「SOON」
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20110921/615129

下野の記事は分かりやすいですね。食材検査はあくまで地元産食材の安全性のアピールが目的だそうで。栃木県の経済を考えれば「栃木県産は安全ですよ」とアピールするのは重要なことでしょう。

でも、ちょっと待ってください。生産者はそれで良いとして、子供や保護者の視点から見てどうでしょう?

本当に保護者が知りたい・不安に思っているのは「給食を食べることで、どの程度内部被ばくするのか」でしょう。その不安を解消するという意味では、給食の食材をいくつか選んで検査してもまったく無駄です。予算と時間がもったいないです。

給食からの内部被ばくを知る良い方法は、給食1食まるごとミキサーにかけて測ることです。これなら子供が口にするものを全部まとめて測れます。このあたりの解説は以下に詳しいです。

@hayano氏の給食ミキサーについての発言 – Togetter
http://togetter.com/li/187994

結局何が言いたいのかというと、県産材の安全性アピールとは別に、ミキサー検査も実施すべきという事です。生産者のための検査なら給食を検査して子供たちをダシにするなと。

それが重要なことは理解出来ます。でも、子供たちにとって「今」「現在進行形でどのくらい内部被ばくがあるのか」を知ることも必要だと思います。どうですか、県教委の先生方?